私は存在しています(^-^)
先週ご機嫌なライブを聴きに行って心がホカホカになってたら
身体もホカホカになって、久しぶりの高熱で3日間寝込んでしまった。
それでも、コロナやインフルではないというのが凄いところ(笑)
ゴホゴホ咳込んでいたのも薬を飲めばほぼ治まってきました。
いつもどこか不調だ〜、とぼやいているのに
こういうところは強いのが不思議。
日本は新年早々、大きな地震の被害に見舞われ
お祝いムードを感じることのないまま
新しい年を迎えました。
ここ最近の私はSNSもほぼほぼ見ず、楽し気な集まりにも参加せず
ただひたすら内向きに事を進めていたのですが
せめて新年のご挨拶くらいはしておかないと、
と思っていたら、この現実。
また何となく発信もせず内向きな行動に戻ってしまいました。
今年、2024年はコロナも落ち着いてきたので
私も動こうかな、と昨年のうちに計画をすすめています。
ふとした思いつきだったのが、
今壮大な計画になってきてしまって、若干引き気味。
ホントはもう少しサクッと、と思っていたのに…。
春には行動に移しているので、またお知らせできるかと思いますが。
そして、ようやく私がSNSを離れたきっかけを文字にできるようになりました。
その発端の相手とも、その話題を笑い話のように話せるようにもなりました。
私は意外と免疫力が高くて、治癒力も早いほうなんだと思われます。
実際に、60年の人生でかなりたくさん辛い思いにあってきたけど
割と早く忘れて、切り替えができる性格なのかもしれません。
でも、ついた傷は消えなくて、新しい傷が増える度、古い傷も一緒に痛むんだけど。
直近の傷を葬るためにも文字にして終わりにしようと思います。
2022年の秋くらいに、自分の存在を否定されたような出来事があり
それ以降、人が集まるところや、
それまでの自分がいたSNSで発信することも、観ることさえ苦痛になってしまいました。
2023年、還暦を迎え、少し開き直ってきたことと、
別の楽しみができてそれが傷ついた心を癒してくれたこと、
それから、新しいバイトを始めて、慣れないことに四苦八苦しているうちに
どうにかこうにか心が落ち着いてきました。
もちろん、あの出来事は何も解決していないし、
というか、こちらからの投げかけに何も答えてくれていないまま、
もう私の存在がなくても、その人たちは楽しそうに過ごしています。
私との時間がまるでなかったかのように。
よかったらゲストで歌います?みたいなノリで誘われたときは
「どういう神経してるの?」って悲しくてしょうがなかったけど
やっぱり私の存在はそれくらい軽いものだったこともわかったし。
今も心はチクチク痛みますが、
でも、それさえ俯瞰で見られるようになったので、もう私の中では終わったことのようです。
それから、自分発信や、人の多い楽し気な場所に参加することは
もうできなくなってしまいました。それは多分これからも変わらないかも。
発信したいことができればするし、
ワイワイ騒ぎたい気分になれば出かければいいし、
今はただ自分のやりたいようにやっていこう。
マイペースが一番楽なので。
ただ、全く外の世界に出て行ってないわけではないのです。
新しい場所に私は楽しみを見つけてしまったのです。
その人が私を新しい世界に連れて行ってくれてるので
今は、推し活にどっぷりハマって、それはそれで幸せな日々を送ってます。
こうして、今まで自分がいる場所が正しい場所だと思っていたことが
ある日を境に居心地悪い場所になることってよくあるんだろうな。
私の場合は、コロナがなければ、この今の生活さえなかっただろうな、と思います。
コロナで世界が大きく変わって、私はそれに巻き込まれてしまった。
地震だったり、パンデミックだったり、自分ではもうどうすることができない状況で
動き出した日々の中では、流れに逆らわず、自由に身を任せるしかないですね。
これからも、マイペースに自分のやりたいことをやりたいようにやって生きていきます。
このブログはSNSに流れるけれど
どうか読み流してください。
コメントなどはもってのほかですよ(笑)
]]>
その間、私は新しいアルバイトが始まり
どっぷり推しにハマり、
そして街には人が戻り始めました。
まだまだフルにマスクを外すことはできませんが
外を歩くときにはなるべく外して
大きく息を吸うようにしています。
そうそう、花粉の季節に
病院でアレルギー検査をしていただきました。
なんと、39項目全てNegative。
ここ数年、鼻の奥の違和感や涙目の症状が出てたので
毎年、今年は花粉症デビューか〜、と思っていたので
意外や意外。
来年の今頃はマスク生活から解放されるかもしれません。
音楽活動のほうは、というと
相変わらず、ブラジルのショーロ学校のオンラインクラスは続けています。
でも、どっちかというと推し活が忙しくて(笑)
自身の音楽生活の優先度が下がってしまいました。
いやいや、5月からは、しっかり練習しますよ!
なんといっても
6月に私のバースデーライブをさせていただくのですから。
この日のために新曲も準備して
皆さんとワイワイ、歌って踊りたいと思います。
前回のMoritolaの還暦ライブでは、
赤いちゃんちゃんこがとっても似合ってましたが
私は絶対に着ませんから(笑)
梅雨の季節ですが、今からご予定を空けておいてくださいね。
「Projeto M」M 60º Aniversario
6/10(土) 19:00スタート
靭本町 カイピリーニャ
チャージ ¥2,500(別途 飲食オーダーをお願いします)
歌他:山下美紀
歌、カバキーニョ:松下了介
ギター:清水丈二
フルート他:梅田麻美子
歌、パンデイロ他:Moritola
ンタン他:とみやん
]]>
今年の干支は卯(うさぎ)。そして私は5回目の年女。
人生の節目、といわれる年です。
その節目を前にした昨年末に、長い間続けていた過去のブログの運営が終了しました。
2007年に、大阪ミナミの「YAKATA de VOCE」というライブバーで
ジャズシンガーとしてデビューしてからの
ライブレポートやら、告知フライヤーやら、写真やら、
たくさんの思い出がつまったブログでした。
長い期間使わせてもらったんだけど、
プロバイダーを変更したら、
どういうわけか、ログインできなくなってしまったんです。
何回新しいメルアドを登録し直しても、古いアドレスがどうやっても消えなくて
更新ができなくて、今のブログに変更しました。
ログインできないから、データのダウンロードもできずに
ただただ放置していたら、
運営の閉鎖でもう見ることさえできなくなってしまいました。
こちらのブログに引き継いだのが2016年だから
ほぼ10年間、私のシンガーとしての軌跡をおっていたわけです。
今はもう読めないから、想像でしかないけど
歌うことに対する熱い想いがいっぱいつまってたんだろうな〜。
今思えば、ブログで告知したり、ライブレポしたりするのって
すごく平和だったような気がします。
SNSだと、手に取るように読み手の反応がわかるから
「いいね!」の数やコメントに一喜一憂してしまう。
でも、ブログはあまり反応がないから、
その分自由に自分の想いを届けることができてた気がします。
ふと、当時のことを思い出してみると
意外と鮮明に状況が現れる。
ライブさせてもらったそれぞれのお店の空気とか匂いとかも
一緒に思い出されてきます。不思議ですね〜。
形として残るから、振り返ることをしないけど
もう残らないと思うと、脳が一生懸命に働いて記憶を引っ張り出してくる。
深井さんの声も聞こえたよ。
それもまたよきかな。
さて、いつまでもほっこりと思い出に浸っている場合ではないのです。
そろそろ冬眠から覚めないと。
今年はどんな年になるのかな。楽しみです。
]]>ホントに「日にち薬」とはよく言ったもので(どうやら関西地方中心らしいのですが)
日々の暮らしの中で、自然に辛い気持ちを思い出す時間が減ってます。
心の風邪を治すのに使った一番の薬は「一日一褒め」
うちの旦那と、しょうもないことでお互いを褒めて笑いあってたら
沈んでた気持ちも明るくなってきました。
次はやっぱり「音楽」
音楽をやってることが、今回の心の不調のきっかけにはなったのだけれども
それでも、音楽を、歌を歌ってるときは、全部忘れさせてくれます。
そして、私のこと気遣ってくれる周りの素敵な人たちがいることも再確認しました。
心が風邪をひいてるときは、知ってる人と会うのが怖い!ってなってたけど
そんな妄想からも徐々に解き放たれてきました。
で、これまた偶然なのか、
先日のライブ告知がきっかけで、昔の会社の同僚と面白そうな繋がりがあったり
知らないブラジル人が私のYoutubeの動画に
嬉しいコメントをいくつかしてくれてたり
このタイミングで心を励まされる出来事もありました。
とはいえ、まだまだ病み上がり。
SNSはもうしばらく告知のみで。
とはいっても、今年はこれが最後の告知です。
ずっとずっと一緒にサンバをやってきたお仲間の
Moritolaが来月12月に還暦を迎えます!!
おめでたいお誕生月に私たちのバンド「Projeto M」で 還暦祝いライブをします。
「Projeto M」も結成してそろそろ5年くらい経つんだけど
メンバー交代があったり、コロナ禍だったりして
まだライブは2回しかやってません。
なので今回は、新メンバーのじょーじ君を迎えて初めてのライブです。
コロナもまた第8派にはいってるようだけど
Moritolaのためにも無事できることを祈りつつ練習しております。
場所は大好きなカイピリーニャだから
きっと、和やかで楽しいライブになると思いますよ〜♪
お時間ある方は是非遊びにきて、
一緒にラヤラヤしたり踊ったりしてください。
よろしくお願いします(^^)/
12/10(土) 19:30スタート
靭本町 カイピリーニャ
チャージ ¥2,500(別途 飲食オーダーをお願いします)
「Projeto M」Moritola 60º Aniversario
歌、パンデイロ他:Moritola
歌他:山下美紀
歌、カバキーニョ:松下了介
ギター:清水丈二
フルート他:梅田麻美子
タンタン他:とみやん
]]>
コロナはおろか鼻風邪さえひかなかったのに
心が風邪をひいてしまった。
今年に入ってからすぐにその兆候はあった。
それでも毎日のルーティンに支障をきたさない程度のものだった。
それが最近、ある出来事がきっかけとなって
それまでワインの澱みたいに滞ってたものが
一気にあふれ出して、
自分でも驚くくらい、沈みこんでしまった。
少し時間が経って、ようやくどん底から這い上がることができてる。
今は歌も歌える。
むしろ、歌を歌ってるときは楽になる。
歌の中の世界に入って、
現実を忘れることができるからかもしれない。
来月ライブをします。
こんな状態でできるかな、って一瞬思ったこともあったけど
今は歌いたいし、歌わせてもらいたい。
だけど、SNSを開けないんだよな〜。
知人がワイワイ楽しそうにしている仲間にも入れないんだよな〜。
今、こうやって文章にできるようになったから
来週にはSNSを開けるようになるかもしれないな。
心が風邪をひいたままかもしれないけど
よかったら聴きにきてください。
…ってどんな告知だ(笑)
先日、うちも旦那が謎の熱を出して
なかなか大変な2日を過ごしました。
結局、今回は単なる夏風邪だったのですが、
もしコロナ陽性だったら確実に家庭内感染してしまうな〜、と実感しました。
コロナに感染して症状が出たらしんどいし、
何より予定が全て狂ってしまう、のが一番辛そうですね。
もう、気をつけよう、では防げない気もするし
あとは運に任せるしかないけどね。
来月9月最初の土曜日にライブなので
なるべく人混みには行かずおとなしく過ごさねば。
ご一緒していただくのは、
6月にブラジル サンパウロから帰国したばかりの
素晴らしいギタリスト Syoji Kanedaさん。
ブラジルでは、修行期間も含めて14年、活動されていました。
元々ブラジル音楽が好きでブラジルに渡ったわけではなく、
日本人があまりいなさそうだから、
という理由でブラジルを選んだ、という
なかなか個性的な方。
Syojiさんとは、私がブラジルを訪れたときにお会いして
その後、一時帰国されたタイミングで
私たちのライブにゲスト出演していただいたこともあります。
今回は、初めてのデュオ。
どんな共鳴が生まれるかとっても楽しみです。
Shojiさんの素晴らしいソロギターも
たっぷり聴いていただけます。
しばし日本での充電期間中の貴重なライブです。
ぜひ、お聴き逃しなく!
9月3日(土)
ミュージックスポット聰 音
19:00 OPEN 19:30 START
チャージ¥2,500+ ¥1,000(1ドリンク・おつまみ付き)
別途ご飲食代
Syoji Kaneda(From Brazil)(ギター)
山下美紀(うた)
ご予約は↓
TEL 06-4963-3520
musicspot_satone@yahoo.co.jp
か私までご連絡ください。
※当日ライブ配信を予定しています。
詳細は後日改めてFB、Instagram等でお知らせいたします。
皆さまのお越しをお待ちしております(^^)/
]]>
あまりにも歌詞が多過ぎて、口が回らな過ぎて、息継ぎできなくて
集中力が続かないので
5月26日(木)のChove Chuvaさんでのライブの写真を
たくさんいただいたので
ブログを書くことにしました。
ASDさん、いつもありがとうございます(^^♪
メンバーは
歌の私、7弦ギターのやーそ、打楽器のとみやんの3人。
3人とも双子座生まれなのでトリオ名は
「O Trio Gêmeos」
で、この日はとみやんのお誕生日の次の日。
とみやんには内緒で、
たまたま大阪に来る機会があった、静岡のサンバチームの方々たちと一緒に
パラベンス!!のサプライズを用意していました。
セカンドのド頭でしよう!と思っていたのに
やーそが、アンコールの前がいい!と言うので
ブロコ静岡の皆さんは、
ライブ中ずっととみやんに気づかれないよう
声もかけられず、暑い中帽子や扮装のまま
ライブを聴いててもらっていました。
ごめんなさい<m(__)m>
肝心のパラベンス!!の場面では、
やーそが勝手に歌いだして、それも英語!で
すっかり持って行かれてしまいました。(笑)
前回のこのトリオのライブでは
今だから言えるのだけど、
やーそが突然体調が悪くなり、
ライブ中、意識もうろうとするところもあって
私ととみやんはずっと気が気でなく続けていたので
ほとんど楽しめなかったのですが
仕切り直しの今回は
やーそもすっかり元気になり、
というか元気過ぎて、テンション高過ぎ(笑)
ま、本来の姿でキレッキレのギターも聴かせてくれて
私も心から楽しめたライブになりました。
この日は配信もしていて、
観てくださった方はご存知ですが、
こうして皆さんと一緒に歌えることが嬉しくて
感動で泣いてしまいました。
やはりライブはいいもんだな〜〜、と実感しましたね。
配信はアーカイブがまだ残っているので
まだ観ていらっしゃらない方は是非!
かなりワチャワチャしていますが、楽しいですよ♪
1st↓ここから始まります!
https://youtu.be/D7wph1WZGy4?t=183
2nd↓ここから始まります!
https://youtu.be/D7wph1WZGy4?t=4123
ドネーションも是非ぜひ〜〜。
さて、この記事を書いてる私は
11日に、この日から一つ歳をとって
なんと、50代最後の1年を送っています。
まだまだ、何が起るかわからない世の中ではありますが
一日一日を大切に
来年のお誕生日には、たくさんの皆さんと
還暦ライブができることを夢見て
精進してまいります。
これからもよろしくお願いしまーーす!
アーー、今日の課題曲を練習せねば…。
]]>
ブログ更新するなんて…
と思いつつ
ライブの告知です♪
FBもInstagramもほとんど更新してないし
ほぼ職場と家の往復の日々で
あまり人と会う機会もない中で
どうやって集客するんだ!って話なんだけど。
聴きにきてくれるのかな〜
Youtubeでライブ配信もしますが、見てくれる人いるのかな〜
ライブの内容は
7弦ギターの名手 やーそと
今やブラジル音楽界のみならず関西で彼を知らない人はいない!という
打楽器奏者 とみやんと
すっかり引き籠ってる私の
「双子座生まれ」の3人で
大阪のブラジル音楽の聖地のひとつ Chove Chuva で
セットリストはどサンバのみ!
できたら一緒に歌って叩いてほしいな〜〜♪
。
5月26日(木)
CHOVE CHUVA
山下美紀(Voz)
山田やーそ裕(7Cordas)
とみやん(percussão)
開場18:30/開演19:00
予約2,500円/当日2,800円
※YouTube"CHOVE CHUVAチャンネル"より無料配信あり
ご予約は私かお店まで
(TEL:06-6225-3003)
よろしくお願いしまーす(^^)/
そうそう、この前、2年ぶりに再開した高槻ジャズストリートに行って
パゴーヂのあと、ちえちゃんがセッティングしてくれたお店で
何となく話の流れで「私、歌手なんです!」と言ったものの
いや、もう歌手だなんて言えないな〜、とずっと考えてた。
歌手だった、ならまだ言えるか(-_-;)
今は色んな状況が重なって思うように動けない。
けど、動けない理由が少しずつ解消されていくのに
前みたいに積極的に動こうとしない自分がいることも事実。
来年は大事な節目の年だから
そろそろ動きだしましょう!
]]>まだまだ寒さも、例のヤツも油断なりませんが
少しずつ季節が進む気配がしています。
国際情勢がきな臭くて心が沈んでしまいそうだから
せめて、沈んだ心が暖かくなる歌を歌おうと思っています。
3月16日(水)は
堺筋本町の「ミュージックスポット 聰 音 -SATONE-」さんで
大人気のピアニスト、西垣ドラミちゃんと
初めてのデュオです。
ピアノとのデュオでブラジル音楽を歌うのは
私にとってはスペシャルなこと。
いつものサンバも少しお洒落で優雅に感じられるのが大好きです。
3月ということでJobimの「Águas de março」をやる予定。
この曲は今まで二人ボーカルでの掛け合いでやっていましたが
2年前のステイホーム時期に、全パートを覚えて一人で歌えるようになりました。
この曲を初めて練習したのが、もう10年くらい前。
その頃は、難しすぎて絶対に歌える日が来ることはない、と思っていたから
時間がかかってしまったけど、すごい成長したな〜、と
我ながらムフフと思ってしまう(笑)
他にも久しぶりに歌うJobimや、
ChicoやIvonne Laraの美しすぎてため息が出る曲を
お楽しみいただけたら、と思います。
3月16日(水)
堺筋本町 ミュージックスポット 聰 音 -SATONE-
18:45オープン 19:00スタート
2500円+1000円(1ドリンクおつまみ代)
西垣ドラミ♪(ぴあの)
山下美紀(うた)
ご予約をお待ちしております。
尚、「まん延防止等重点措置」の延長により
開始時間他、変更が生じる場合があります。
お手数ですが、お店のHPでご確認をお願いいたします。
]]>
大好きな場所、靭公園のショビシュバにてさせていただきました。
日程が決まった時点では
感染者数が減り始めていたので
もしかしたら以前のように、
お客様と一緒に歌って、踊れるかな?
と淡い期待を抱いていましたが、見事に打ち砕かれてしまったわけです。
そんな大変な状況の中、駆けつけてくださった皆様、
本当にありがとうございました。
でも、ご予約いただいていたのに
来られなくなった方もいらっしゃったので
今回、私としては生まれて初めての
配信という経験をさせていただきました。
いやーー。もうメチャクチャ緊張したーーー。
だけど、実際にライブが始まって数分後に
初配信の緊張を上回る
予想外の事態が起こりましたが。
何が起こったのかは今となっては公表しませんが
10年以上ライブ活動をしていて
初めての経験でした。
この日、配信でなかったら止めてたな(-"-)
ま、既に笑える話にはなっていますが…。
さて、ここからが”ここだけの話”。
このパンデミックの間
私自身、ブラジル音楽との距離がさらに近くなってきた実感があります。
今までは、日本で知り得た知識や、演奏経験のみだったのが
今は、現地リオのショーロ学校の授業を
私がそれまで憧れ、目指していた音楽家の方から
直接学ばせていただいている、という事実。
そして、ブラジル音楽への愛情と尊敬の度合いが半端ない日本の友人たちと
これまでにないほど深く関わらせていただいていること。
これまでの私は、
私が好きになったブラジル音楽を
もっと色んな方に聴いてもらいたい!!という思いで歌っていましたが
なんておこがましい!!
拙いポルトガル語やリズムで、ただの口真似だけの歌なのに…。
このパンデミックで仕事をなくし、ほぼ1年くらいはステイホームしていました。
その間に、思いっきり歌に向き合うことができました。
ポルトガル語も文法を一から勉強し直したことで
歌詞が前よりすんなり理解できるようになったし
目標だった、話すように歌う、ことに近づいてきました。
何より、
誰かに聴いてもらうため、とか、誰それさんより上手く歌うため、とか
そんなことを全く考えないで
ただその歌の素晴らしさや美しさを、
大切に思いながら歌えるようになりました。
そして、その曲を作った作者についてもよく知ることで
より一層ブラジル音楽への尊敬の念を抱くようにもなりました。
ショーロやサンバの著名な作曲家・演奏家は
意外と音楽が副業の人が多い、というのも共感できることの一つです。
音楽が本当に好きだから、自分がやりたい音楽だけをしたいから、
音楽を職業にしない、という考えも全然ありなんだ、と。
そして、どんなに長い間ブラジル音楽に関わっていても
四六時中ブラジル音楽と向き合っていないと
もう体からそのグルーヴは消えてしまう、ということも。
私は何でこんなにブラジル音楽に惹かれるのかな〜
って、自分でも不思議に思うことはありますが
好きなものは好きなのです。説明できない。
早く、同じ思いの人と同じ空間で一緒に音を奏でたいな〜
今なら以前と少し違う世界が見えるかもしれません。
今はまだ、画面の中でだけでも
同じ思いの人たちと一緒に奏でる幸せを。
新しい動画です。
「Velhos Chorões」( 古のショーロ音楽家たち)
(Luciana Rabello e Paulo César Pinheiro)
]]>
そろそろ2年。
ウイルスは変異を続け今はインド由来のデルタ株が猛威をふるっています。
そんな中、2021/6/28に1回目、
2021/7/26に2回目のコロナワクチンを
接種してきました。
ワクチンの種類はモデルナ製です。
ワクチンを打つか、打たないか
あまり悩むこともなく、
たまたまワクチンセンターの
コールセンターでアルバイトをしているので
経験のため、くらいの簡単な気持ちで
予約しました。
1回目は、接種10日過ぎに
いわゆるモデルナアームになったくらいで
大きな副反応はありませんでした。
2回目。
打った日は特に変化なし。
翌日、朝起きて腕がパンパン!
上がらないし、スゴく痛い。
朝ごはんはいつもより進まない。
熱を計ると、37.2度。
お、これかー、みたいな。
倦怠感もあったので、二度寝してたら
悪寒が。
ここからが、熱との闘い。
一気に38.5度から38.8度の間を行ったりきたり。時間は10時くらい。
もともと、熱が出ても汗かいて下げる、
のが信条なので、解熱剤は飲みませんでした。
氷枕と冷えピタで凌ごう、としましたが
14時過ぎには39度を超えてきたし、
何より汗が出ない。
段々頭痛もしてくるし、
仕方ないので、プリンとアイスを食べて
頓服薬を飲みました。
最初から強がらずに飲んどきゃよかった。
すぐに熱も頭痛も収まりました。
私は、今まで1年に1、2度は高熱を出してたけど、
この熱の出方は初めてかも。
これを毎年経験するのは、ちょっとツライな〜、と思いました。
恐るべしコロナワクチン。
ワクチンに反対してる人は沢山いるけど
私は実験台でもいいかな、と思ってます。
自分がコロナにかからないため、
というよりは、
これからの医療の発展に少しでも
貢献できたら、くらいの感じ。
きっと、歴史に残るこの時代
記憶に留めておかなくちゃ。
]]>2021年4月現在、私が住む大阪では新型コロナウイルスの変異株が猛威を振るっていて
3度目の緊急事態宣言が出されようとしています。
1回目の緊急事態宣言が出された時、
これから私たちの生活はどうなるんだろう、って本当に不安と恐怖でいっぱいでした。
それから1年、幸いにも私自身も、家族や仲良くしている方々も罹患することなく
ただ不自由な生活を強いられる日々を続けています。
不自由というのは、どこにいくのもマスクが欠かせない、とか
友人と大勢で集まってワイワイ騒げない、とか。
大切な親にもなかなか会えない、これが一番辛い。
あと、私が一番困っているのは、まだバイトが決まらないこと。
最近は、スマホで簡単に応募できるんですが
簡単が故になのか、「後日連絡します」と返信がきても
実際に連絡がくることはまれなこと、というのが驚きです。
サイトを調べて、結構ちゃんとした企業でも、です。
直近で就職活動したのがもう14年前なので、
当時から大きく変化しているのはわかりますが、
もちろん、私の加齢も加わって、なかなか厳しい職探しです。
それもこれも、原因はコロナなのかな〜。
今、巷では、お酒が飲めない、やの旅行に行けない、やの
文句たらたら騒いでますが
もし、自分がコロナでないにしろ
癌や他の重病になってお酒も旅行も禁止されたらどうしますか?って聞きたい。
自分のため、家族のため、治る可能性にかけて止めるんじゃないでしょうか。
今の状況はそこまでいってるんだと思います。
コロナという病気がただの風邪だとしても
未知の感染症ということだけははっきりしてる。
実際、コロナを拡めているのは
そうしたお酒の場や、人と集まって楽しい時間を過ごした人たちなんだから
そこを止めたら経済が!とか、お店が!とか
言うこと自体がおかしくないかな、と思ったりします。
医療従事者は、ずっと我慢してる。
我慢してない人もいるけど、それは結局自分に返ってきてる。
私も、みんなでワイワイ大騒ぎするサンバやフォホーの演奏をずっと我慢してる。
サンバカーニバルで、沢山の沿道の見物客に手を振って、大声出して歌うこともできないまま。
ずっと、ずっと我慢してる。
せめて3回目の緊急事態宣言の期間くらいは
我慢しようよ!
ワクチン接種をしても、残念ながら、ウイルスはどんどん変異して生き残ろうとするらしい。
いつまで我慢すればいいの?って思うけど
これは人類に課された試練なんだろうな…。
5年とか10年とかかかるのかもしれない気もしてきました。
日々、自分のできる範囲で
楽しいことを見つけ、美味しいものを食べ、美しい音楽を聴く。
そうして生きていく覚悟をしなければいけないのかも。
]]>コルコバードのキリスト像の前で記念写真を撮る私が出てきた。
もう7年も前になるんだな〜。
あの頃は、今思えば、
まだブラジル音楽に興味を持ち始めたばかりの頃で
今ならもっと感動したり、より深く追求したかもと思うことも多々あり。
本当は、今年2021年にはもう一度ブラジルに行くつもりでした。
仕事を辞めた理由の一つでもあったのに、
思ってもいなかったコロナによる世界的なパンデミックのせいで
予定の変更を余儀なくされました。
旅費にしようと考えてた費用も別に使ってしまったし、
次の仕事も決まらないし、
ブラジル行きはまた少し遠のいてしまいました。
でも、7年前のブラジル旅行以来、
私の傍にはいつもブラジル音楽があります。
表現方法は当時とは変わってしまったけれど
私自身の想いは、月日を追うごとに強く深くなっています。
今は、ブラジルに行けない代わりに
リオのショーロ学校のオンラインレッスンで歌を勉強しています。
先生は、ブラジル音楽界では知らない人がいないであろう
音楽一家Rabello家の長女 Amélia Rabello。
古き良き時代のブラジル音楽の話を聞かせてくれたり、
日本で仲間たちと演奏してるだけでは
絶対に知り得なかった素敵な曲とも巡り合っています。
これは、むしろコロナのおかげと言ってもいいかもしれない。
なかなかうまくいかないことばかりで
先の見通しもたたない中
ただただ時間を無駄に過ごす日々でしたが
また、希望の光を見つけた気がします。
最近、Facebookから距離を置いていたけれど
たまにはいいこともあるものです。
ブラジル行きはいつになるかわからないけど、
それまで、もっと沢山曲を覚えておこう!
もっと沢山話せるようになろう!
モチベーション維持して、
頑張っていこう!!
※2014年2月撮影
]]>
ちょうど1年前、2020年の1月にはその年がこんなに息苦しい年になるなんて
思ってもいませんでした。
人類の歴史において、パンデミックに襲われ大混乱に陥る、ことは度々ありますが
まさか自分が生きている時代にそれが起こるなんて。
それでも、日々は過ぎていき、状況も変わらないまま新しい年を迎えました。
去年の私は、結局1度しかライブができませんでした。
3月の初めに最後のパゴーヂで盛り上がって以降
大人数でのホーダ ヂ サンバは1度もできませんでした。
私のバンドもメンバー交代して再始動!したばかりなのに
練習を数回したところで活動休止状態。
こう書くと、マイナスばっかりのイメージだけど
本当は全然そうでもないのです。
自粛期間の間、今まで覚えたくても覚えられなかった長い歌詞の曲を
片っ端から覚え始めたり、
リモートでの録音のためForroに目覚めたり、
録音機材を揃えてDAWを使い始めたり、
ブラジルのリオにあるショーロ学校のオンラインレッスンを受講して
Amelia Rabelloという素晴らしい先生と沢山の素晴らしい楽曲に出逢えたり、と。
むしろプラスのほうが多かったように思います。
ただし、そこには仕事を辞めて自分の時間が増えたこともあります。
私は自分のやりたいことは、自分で賄う主義なので、
今年はまた仕事を始めないともう経済的に余裕がなくなってきました。
このコロナ禍の状況で、
シニア世代になってしまった私が仕事を新たに探すのがちょっと大変だけど
2021年は、自分自身の経済を立て直す、ことを一番に考えないとな〜。
新型コロナウイルスに関しては、
政府の方針やメディアの報道の仕方にかなり不満を持っていますが
こればっかりは誰の責任でもなく
ましてや過去に経験がない事例でもあるので
過度に反応せず、ただ粛々と感染症への対処法を守って生活しようと思っています。
人に会いたい、
みんなでワイワイ食事をしたい、
大声で歌って踊りたい、
母に会いたい、
それができるまで大事にとっておきます。
コロナに慣れて今までの生活に戻そうとする人たちがいますが、
私はむしろこの不便な生活に慣れて、
今までの生活が遠くにあるような気がしています。
また、あの頃の生活が戻った時には、
きっと新鮮で喜びに満ち溢れたものになるんだろうな〜〜。
今からとても楽しみです。
2021年がどんな年になるか、
全く想像ができませんが、
今年も1年がんばって生きていこう!!
よろしくお願いいたします!(^^)!
おまけ
]]>
私の大好きな曲 2回目はすごくカッコいい曲です。
この曲のタイトルを直訳すると「大通りのポルテーラ」
ポルテーラというのは、リオの歴史あるサンバチームの名前です。
この曲を知ったのは、Clara Nunesに出逢ったことがきっかけです。
サンバを聴き始めたころは、とにかく自分の歌いたい曲を探すのが一番の目的でした。
今でこそ打楽器も色々やるようになって打楽器のパターン中心に聴くこともありますが、
その頃は歌手にしか興味がなかったので、
色んな女性歌手のYoutubuを聴きあさっていました。
その中でダントツにClaraが素敵でカッコよくて
その時手に入ったCDを何度も何度も聴いていました。
最初に聴いた時には、全曲が歌いたくても難しすぎて歌えない、
という状況でしたが(笑)ようやくそのCDのうち1/3くらいは歌えるようになりました。
この「Portela na Avenida」も2年くらいかかって覚えたのに
コロナ禍で実践の機会があまりなく、もう忘れそうです(';')
でも、パゴーヂで歌うとめちゃくちゃ盛り上がってほんとに大好きな曲!!
ポルテーラが贔屓チームでなくても
サンバを愛する気持ちに満ちあふれてる曲です。
例のごとく、私なりに訳してみました。
どうしても直訳にしかできない箇所がありますが
多分、意訳できるほど宗教的な理解もないので
日本語としては変ですが、そのままで。
「Portela na Avenida」(1981) Paulo César Pinheiro e Mauro Duarte
ポルテーラ
彼らが大通りを行進する
私はそれより美しいものを見たことがない
それはまるで水彩画のようなパレード
ブラジルの守護聖人の青いマント
アパレシーダの聖母
それを追う路上の人々が
歌い、祈り、儀式となる。
それは祝福されたサンバの行列
神のカーニバルの饗宴
ポルテーラがサンバの女神であることは明らかだ
velha guardaがそれを守り、呼びさます
ポルテーラのバンデイラと神聖なマントには
サンバの寺院の誇り高い鷲と聖霊が宿る
人々は
あなたの色を守るため
ミサに忠実であるかのように
街や、ファベーラからやってくる
サンバを守ろう、聖なるものを守ろう、
ポルテーラの青と白のマントを守ろう
カーニバルの祭壇で
勝利のパレードをしよう
この曲が大ヒットした2年後
Claraは、静脈瘤の手術を受けましたが、
麻酔のアレルギーで昏睡状態になり、治療のかいなく突然この世を去るのです。
当時から彼女のファンだったらずっと泣き暮らしてだろうな〜。
作曲者のひとりPaulo César Pinheiroは、今もお元気で
私が今オンラインで受講しているリオのショーロ学校、Casa do Choroの
オンラインイベントでも美声を披露していました。
さて、
リオではようやく路上でのホーダ・ヂ・サンバも再開されつつあるそうです。
少しずつ、少しずつ、工夫しながら元の日常に戻していけたらいいですね。
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